生物特有の考え方
キラーパスを貰ったので開き直ることで事なきを得た。
「実はもうすぐ文化祭で、また空手の演舞をやることになってんだけど、イマイチね、
今の現役が物足りないのよ」。
中学では個性的な友人が4人できていて、
気がつけば彼らとばかり行動を共にするようになる。
夜も更け、Hさんが帰宅のために立ち上がる俺は会計を受け取り、
おつりを渡すHさんが顔を近づけ、小声で言ってきた。
oめさ)>そこも俺、勘違いしてたんですよ。嘘ってゆうのも、
悪くないと思わない?」
「お前は本当に群れを成す生物特有の考え方をする」。
「ばか!恥ずかしいからに決まってんだろ!」
イベント中よりもさらに饒舌になって、俺は散々喋り倒す。
>でも次回はゲストを招いて3人でフリートーク、面白そうですね。